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葦簀

 葦(あし)は「悪し」に通じるところから「よし」と読み替える場合があって,その両方の読み方が共存しているが,葦簀は「よしず」と読んで,「あしず」とは言わないようだ。
 それはさておき,朝,ベッドに横たわったままベランダの外を見ていたときのことで,立てかけてある葦簀を通してそれより向こうにある物干し竿が透けて見えたのだ。
 その朝は,ベランダから見える範囲に雲一つ無く,今時分の暑さの割には清々しい感じがする空が広がっていた。ガラス窓の外には,西日を遮るために使っている葦簀が今は巻かれて立てかけてある。その向こうには洗濯物を外した物干し竿が2本,目の高さくらいのところに並んで掛かっている
 葦簀は少なくとも5,6重には巻いてあり,向こうが透けて見えるほどの隙間があるとはとても考えられない。ところが,葦簀を通して2本の物干し竿がくっきりと見えている。。しばらく観察すると,見えるときと見えないときがあるの分かった。眼を細めたときだけ見えるようだ。奇妙なことに,眼の細め方によって,透けて見えるのが葦簀の幅の一部分であったり全体であったりする。さらに,横になっている首の角度を少し起こすと,葦簀で陰になっている部分だけが上下にずれて,物干し竿がそこで折れて一本に繋がっていないように見える。
 この面白い現象をあれこれ楽しんでいる内に原因が分かってきた。眼を覚ましたばかりで,涙目のまま見ていたからだ。睫毛に涙が付いた状態で眼を細めると,光っているものは顔の上下の方向に流れて伸びたように見える。そのときは,寝たままで顔が横になっていたために,光の伸びる方向は水平で,澄んで明るい空と,逆光で暗く見える物干し竿が強いコントラストで葦簀の前を流れるように見えたのだ。
 以前,「亜空間日記」の「月」(2007年11月21日)で涙目で見た上弦の月ことに触れたが,涙目の現象は再現性があってゆっくり楽しめる希な現象だ。

| 「亜空間」の現象 | 2012.09.01(Sat)14:20 | Comments0 | Trackbacks0 | 編集 |

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