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迷路との関わり(2)

 中学生になると,1年生の5月に転居したために幼なじみが周りにいなくなったこともあって,これまでのような子供らしい遊びはいっさいしなくなった。その分パズルへの関心は高まって,関係する本を手に入れては問題を解くことに夢中だった。デュードニーやサム・ロイドといったパズルの先駆者の存在を知ったのもその頃で,そうした人の有名な問題に接することで知識や技術が随分身に付いたように思う。
 これは高校のときの授業での出来事だが,パズル好きの数学の教師が数学パズルの難問を出し,これが解けたら次のテストでは何も書かなくても100点やると言ったすぐ後に,ぼくが手を挙げて正解を示したので,教師がさっきのは冗談だと言い直したことがあった。教師の出したのはデュードニーの有名な問題だったので,知っている者にとってはどうということはなかった。
 高校と大学では,音楽活動が中心の生活だった。パズルには相変わらず興味があり,パズルの新刊書が出れば無条件に買っていたし,ペントミノを初め色々なパズルを相変わらず楽しんでいた。だが,迷路に関してとなるとこの頃の記憶にそれらしいものはあまりない。(続く)

| 「亜空間」の現象の周辺 | 2012.04.19(Thu)19:41 | Comments0 | Trackbacks0 | 編集 |

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秋岡久太(くだ)

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