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 年齢を重ねるにつれて耳が遠くなっていくように思うが,衰え方が徐々なので,余程の不都合が生じたときにしか不自由さは感じない。少し聞こえにくいかなと思ったときは,バルサルバ法を適用して耳抜きの要領で鼻をつまんで耳に空気を送ると,聞こえ方がちょっとマシになる気がするのでよくそうしている。
 今時分は,住まいのそばにある公園を通ると,木立に潜んでいるアブラゼミの鳴き声がにぎやかに聞こえてくる。その公園の中で耳抜きをしてみて驚いた。それまでまったく聞こえてなかった2オクターブほど高い音が突然土砂降りのように襲いかかってきた。耳抜きをするまではほほえましい程度の騒音に聞こえていた蝉の声が,爆発したかのようなけたたましさとなって脳内に充満した。音の密度が圧倒的に濃厚で,まるで異なる空間に飛び込んだようだ。鼻をつまむだけで,これほど違った世界が出現するとは思いもよらなかった。
 公園を抜けると蝉の声は遠のいたが,それに替わって強烈な日差しが皮膚に突き刺さるように降り注ぎ,夏本番を思わせた。
 蝉の声がこんなにも喧しかったのをすっかり忘れていた。何だか,子供の頃の夏が蘇った気がした。

| 「亜空間」の現象の周辺の周辺 | 2011.08.10(Wed)21:51 | Comments0 | Trackbacks0 | 編集 |

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