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亜夢26

 夜中に目が覚めた。ベッドからベランダのほうを見ると満月が出ている。
 横になったまま月を見ながら,表面が赤みがかったフェルト状でいつもとは何か違っていると思ったり,傾き具合から計算すると今は朝4時頃だと考えたりしていたが,目が覚めたついでにトイレに行くことにした。
 トイレで時計を見ると4時前で,あの程度の計算でも結構あたるものだと感心しながら,ベッドに戻る途中窓から外を見ると,月がどこにも無い。見る方向が間違っているわけでも,突然雲に隠れた感じでもない。
 ベッドに戻って気が付いたが,ぼくの寝ている位置からは,その日は洗濯物が干してあって空は見えなかった。
 『亜夢25』のタオルケットを下げる夢よりさらに夢と現実の境が曖昧で,いつ切り替わったのかがまったく分からない夢だった。

| 「亜空間」の現象の周辺 | 2011.09.14(Wed)19:17 | Comments0 | Trackbacks0 | 編集 |

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