
昨日は良い旅ができた。
それは唐突に決まった倉敷観光のことで,30年以上前に二度ほど訪れているが,印象に残っているのは大原美術館とそこに隣接するエル・グレコというカフェくらいで,他はまったく記憶がない。
ところが,行ってみて驚いたのは,「倉敷美観地区」全体が見事にデザインされていて,街の特徴を存分に表現していることだった。様々なショップが魅力的な造りで,商品も個性的なものを揃えていて,見飽きず,時間が知らない間に過ぎて行った。
夕食は,現地のものを味わいたかったので,蔵をリノベーションした「浜吉 ままかり亭」という食事処に入った。一般に観光地の食べ物は味を濃いめにしてインパクトを強調したものになりがちだが,ここで頼んだ品物は,どれも淡泊な味付けで素材の良さを十分に引き出していて大変美味しくいただいた。賄いの人の対応もよくその人と嫁さんとぼくの3人で会話がはずんだ。
旅行の良し悪しはこういったことで決まり,これが永遠の記憶となるようだ。
| 「亜空間」の現象の周辺の…… | 2013.11.29(Fri)15:10 | Comments0 | Trackbacks0 | 編集 | ▲
ぼくは歩いていてもすれ違う車や駐車している車のナンバープレートの数字によく目が行く。「8888」や「・・・7」などのそこそこお金を出して買ったような番号を見かけることも多い。
このナンバープレートの数字を使った次のような計算問題のパズルがある。
「1」から「9」までが1つずつ使われた4桁の数字のものを対象にする。つまり,「・」や「0」のあるものや同じ数字が2つ以上あるものは除外する。4つの数字の順序を入れ替えるのは自由で,+,−,×,÷と()だけを使って答えが10になる式を作る。「9123」なら9+3−2÷1=10,「2537」なら5×(7−3)÷2=10といった具合だ。どの4桁の数字の組み合わせでも,答えが10になるように必ずできることは分かっている。
以上のルールで,見かけた車のナンバーの計算をするのだが,すんなり答えが出るのもあれば,10分以上時間が掛かってしまうものもある。意外な形で答えが見つかったときなんかはちょっとした感動を覚えるくらいで,なかなか面白いパズルだ。
散歩しながらなので頭の中だけの計算になる。4つの数字を覚えておく必要があるので,簡単に答えが見つからないときは脳が記憶と計算でフル回転するのか,通りの情景をほとんど見ていない感じがするほどだ。
| 「亜空間」の現象の周辺の…… | 2013.01.29(Tue)15:20 | Comments0 | Trackbacks0 | 編集 | ▲

定年退職から1週間が経った。この間に40年間の垢がきれいに落ちたわけではないが,心機一転のつもりで図書館通いを再開することにした。
資料を調べたり本を借りたりといった図書館でしかできないことをするためではなく,ノートパソコンでブログの記事を書くことや普段考えていることを文章にするのが目的なので,ネット環境が整っていて静かであればどこでもよい。家でも同じことができるはずだが,怠け者のぼくは環境を整えて律しないと結局何もしないことになるのが眼に見えているので,あえて図書館通いをすることに決めたのだ。毎日,朝一番から午前中いっぱいはそこで過ごすつもりだ。
桜の樹が並ぶ川沿いに建つこの図書館は,家から20分ほどの散歩にはほどよい距離にあって,全国でも珍しく自分のパソコンを持ち込めるブースや席が100ほどあり,しかも席から川の様子が眺められ四季折々の変化を楽しむことができる。ぼくのために建てられたのではないかと思わせる環境だ。ありがたいことだ。これを利用しない手はない。
| 「亜空間」の現象の周辺の…… | 2012.12.12(Wed)16:53 | Comments0 | Trackbacks0 | 編集 | ▲
勤め先の仕事の関連で,デザインコンペの作品の評価を依頼された。良し悪しや好みを文章で表すのだが,すべてExcelの表に入力するようになっている。
ぼくはパソコンを触り始めた頃から,何故か文字入力には一家言あって(このことを述べだすと結構なボリュームになるので,後日改めてブログに掲載しようと思っている),キーカスタマイズを随分施している。ホームポジションから手首をまったく移動させずにどのキーも打てるように設定していて,矢印キーの役割やアプリケーションを開くことなども容易に出来る。タッチタイピングもできるので,画面だけを見ながらゆっくり話をする程度のスピードで文章を作ることができる。
これで何の問題もないと思っていたが,今回のコンペの入力で不都合なことが生じてしまった。
コンペの資料が揃っているその場に置かれたパソコンに直接入力して欲しいとのことで,それに従ったが,当然そのパソコンはぼく用にキーカスタマイズされたものではない。しかも,長年使っているMacではなくWindowsなので使い勝手の悪さはこの上なく,戸惑うことが何度もあった。
何しろBackSpaceに"Ctrl+H"すら対応していないのだ。それに,促音の「っ」は,ぼくの設定では"L"キーなのだが,このパソコンでは同じキーを2度押ししなければいけないし,「ん」は"X"キーに設定しているが,やはり2度押しが必要な場合があるなどで,打ち間違いが頻繁に起こって文章そのものにまったく集中することが出来ない。
頭に思い浮かんだことが指先を通じて文字になるこの過程がスムーズに進行するのか滞るのかの違いは決定的だとつくづく感じた。
| 「亜空間」の現象の周辺の…… | 2012.11.14(Wed)21:49 | Comments0 | Trackbacks1 | 編集 | ▲
平熱が36度にも行かないぼくは,風邪で37度くらいに体温が上がると,顔がほてってフウフウいうことになる。それがこの日曜日あたりから熱が出始め,38度を超すこともあった。
掛かり付けの医者に診察してもらったが,特にどうということはないみたいで,様子見に抗生物質と熱冷ましのとんぷくをもらってきた。
この3日間の体温は,午前中は37度程度だが,夕方から38度を超えるようになる。ところが,不思議なことに,咳き込んだり,喉が痛んだり,鼻水が止まらなかったり,頭がボーっとしたり,息が熱かったり,身体の節々が痛んだりといった,いつもなら出る発熱に伴う症状が何もない。昨日などは,夕刊を取りにマンションの1階にある郵便ポストまで階段で下り,また11階まで階段で上がってきたが,息切れの様子などは普段と変わりがなっかった。この騒動は,体温計で熱を測って初めて驚いたわけで,だから,測っていなかったらちょっと熱ぽいかなくらいで済んでいたかも知れない。
ネットで同じ症状を検索すると,乳幼児の例ばかりが出てきて,3,4日くらいの高熱はほっておいても大丈夫,知恵熱だと書いてある。ぼくの場合は痴呆熱かもしれないが。
| 「亜空間」の現象の周辺の…… | 2012.10.31(Wed)19:12 | Comments0 | Trackbacks0 | 編集 | ▲