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モアレ

 行き交う人や車がまばらで,昼食で寄った店の入口から通りの様子がよく見えている。舗道の敷石にはレンガくらいの大きさのブロックが同心円状に並べられている。その敷石が突然ザワザワとうごめいた。
 身体のわずかな動きにともなって,敷石の模様はモアレのような様相で変化する。次々に変わるブロックの表情はゆたかで見飽きることがない。
 入口のドアの透明ガラスには,補強用の針金が斜めの格子状に入っていて,その格子の線と敷石の目地が微妙にずれて重なったことから生じた現象だった。
 こういった現象は,目の前に現れても,普通は身体を大きく動かしてしまって,線どうしの微妙な重なり具合を消し去ってしまいがちだが,このときは椅子に座っていたので姿勢が安定し,現象を楽しむことができた。
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| 「亜空間」の現象 | 2015.04.13(Mon)19:00 | Comments1 | Trackbacks0 | 編集 |

スピーカー

 近ごろ,テレビの音声が聞き取りにくくなってきた。アナウンサーの声は明瞭で問題はないのだが,滑舌の悪いコメンテーターやタレントなどは何を言っているのか分からないことが多い。そこで,身近に置いて聴けるテレビ用のワイヤレススピーカーを購入した。ソファーの前のテーブルに置いて利用しているが,なかなか重宝だ。

 このスピーカーを数歩離れたところから見下ろしたときのことだ。横からのアングルだったが,上面が平行四辺形に見えている(上の写真)。今まで使っていて,そこが平行四辺形だと認識したことはない(下の写真:基本的に直方体で,前と後ろの面が緩やかな曲面で張り出した形態になっている)ので,不思議に思って見直すが平行四辺形に違いはない。ゆっくりスピーカーに近付いて行ったが形は平行四辺形のままだ。ほとんど真上から見る位置まで来てやっと本来の形が現れた。
 実は,このスピーカーの上面は水平ではなく,手前が幾分下がって傾斜した形になっている。その傾斜した部分を何故か水平と見なしてしまったことで,形に歪みが生じたのだ。斜めの面を水平と見なすために,直方体の長方形の面を平行四辺形に歪めてしまうほどの強制力が働いたことになる。
 この間の平行四辺形は正当ではない仮の姿のため,その周りの空間はどことなく歪んでいて亜空間を形成している。

 身の回りで探しても,斜めの状態のものは意外なほど見あたらない。ほとんどのものは垂直か水平の状態になっていたり,そのように置かれていたりする。見慣れて安心感のある垂直や水平といったもので溢れる世界で,斜めの状態のものは特殊な存在といえる。
 まれにしか見ないこういった形態に出会ったとき,私たちの脳は正体がはっきりするまでの間,少々無理があっても見慣れた経験済みのものとして捉えるようだ。これらも普通はごくわずかな時間で修正されて日常の世界の一員となるので,記憶に残ることもないが,このスピーカーの場合は,アングルや影や光の反射などがうまく作用して,結構長い時間面白い現象を提供してくれた。

| 「亜空間」の現象 | 2013.07.31(Wed)17:05 | Comments0 | Trackbacks0 | 編集 |

アンテナ

 しばらく書かなかったら,スポンサーサイトの広告を貼られてしまった。書けば外れるようなので記事を載せることにした。

 家のソファーでのんびりテレビを見ていると,目の隅に光る点を感じた。そこに視線を向けると,その光はキッチンとの境あたりにあって明らかに宙に浮かんでいる。窓から室内に飛び込んだ何かの反射光だろうとは思ったが,どうも腑に落ちない。
 頭の位置をずらしたり片目で見たりして,原因が分かった。携帯ラジオのアンテナの先端が窓の外の明かりを反射していたのだ。
 最近は,テレビを消してラジオを付けることが多くなった。室内のあちこちで使うので感度の良いラジオを購入したが,それでも状況に合わせてアンテナの長さや方向を調整しなければならない場合がある。
 このときはたまたまベランダ方向に向けてアンテナを水平に伸ばしていた。その先端部分の上面は平らな鏡面になっているが,そこで反射した外の明かりが丁度目に飛び込んできて光って見えたというわけだ。
 こういった面白い現象は身の回りで頻繁に起こっているはずだが,ほとんど見逃してしまっているのだろう。

| 「亜空間」の現象 | 2013.07.14(Sun)19:25 | Comments0 | Trackbacks0 | 編集 |

iPhone

 今シーズンの杉花粉の飛散は今がピークだと思うが,今年は例年と症状が違っていてくしゃみや鼻水より涙がよく出る。PM2.5とかいうものの影響だろうか。
 花粉症歴が10年を超えるぼくは,外出時はもちろんのこと,家の中でも花粉には結構神経を使っている。先日,ソファーに座ってiPhone の画面を見ていると,顔とiPhoneの間に白い小さな埃のようなものが浮いていた。花粉が漂っているのだと思い手で払いのけようとするが,何度試しても花粉のようなものはそのあたりから動かない。
 払いのけられないはずで,浮かんでいたのは天井の照明の光がiPhoneのホームボタンに反射してできた像だった。ホームボタンの浅いくぼみが凹面鏡の役割をして,その3㎝ほど上に像を結んでいたのだ。
 iPhone は今ので3台目で,恐らくこれまでに千時間以上は画面を見ていたはずだが,このことにまったく気付かなかった。この現象は,スプーンの凹みの上に浮かぶ光として本やHPでも紹介しているが,そんなことは前から知っていたという人と出会ったこともない。私たちは,日ごろ何を見て過ごしているのかと不思議に思わせる現象だ。

| 「亜空間」の現象 | 2013.03.29(Fri)19:42 | Comments0 | Trackbacks0 | 編集 |

優先席

 結構ローカルな路線の電車に乗った。ドアの開閉時に吹き込む寒風をなるべく避けるために車両の端のほうに座った。終電近くだったからか車内はがらがらで,向かいの優先席には誰も座っていなく,シートに描かれた人のマークの模様がはっきりと見えている。
 他にすることもないので,立体視(交差視)で人のマークを合わせてみた。
 腰を掛ける部分がグーンと前にせり出し,キングサイズのベッドのように見える。
 久しぶりの立体視だったが,なかなか面白い時間が過ごせた。

| 「亜空間」の現象 | 2013.02.13(Wed)19:34 | Comments0 | Trackbacks0 | 編集 |

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秋岡久太(くだ)

Author:秋岡久太(くだ)
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